犬の耳掃除に使用するイヤーローション・イヤーパウダーの違いとは?

 公開日:2016年6月22日

犬の耳って結構汚れやすい場所です。人間と同じで、耳の中がべたつきやすい犬と乾いている犬、など多少の違いはありますが、基本的に犬も耳の中の掃除が必要です。

耳が長い犬は特に掃除が重要

耳が長くてペタッと穴を覆ってしまうような犬は特に定期的に耳掃除をしてあげないといけません。

我が家の愛犬の中でも、ビーグル君はいつも耳の不調を抱えていました。耳が長いためだと思います。

気を付けていたつもりだったのですが、耳の中に菌が繁殖し炎症を起こしてしまったこともありました。

その時から、耳の掃除を徹底的に極めよう!と思い獣医さんに効いたり、トリマーの講習を受けに行ったりしたその知識をご紹介できればと思います。

耳掃除、基本はイヤーローション

基本的な耳掃除はイヤーローション使用です。

犬の耳にローションを入れ、閉じて耳の付け根などを優しくマッサージしてあげます。

その後、犬が自分でブルブルッと頭を振ると汚れた水が出てきます。

あとはガーゼなどで耳を優しく拭いてあげて終了、意外に簡単なんです。

耳にローションを入れるのがどうしても怖い、という方はカット綿などにイヤーローションをひたひたにします。

そのカット綿で耳垢をまず浮かせます。

その後柔らかいガーゼなどで耳の中まで優しくマッサージしながら拭いてあげる方法でもいいでしょう。

イヤーパウダーは何に使うの?

イヤーローションの使い方は分かったけれど、イヤーパウダーは何用?と思われる方がいらっしゃいます。

大きな声で言いたくはありませんが、基本ご家庭でイヤーパウダーを使うことはないでしょう。

イヤーパウダーに関してはたくさんのトリマーさんや獣医師さんが危険性を懸念しています。

パウダーが耳の中に残ってしまった場合、外耳炎や中耳炎の原因になったり、細菌を繁殖させる原因になったりするからです。

イヤーパウダーの主な使い道としては、耳の毛を抜いてあげるときに、耳の中の脂で滑らないようにパウダーを使います。

その後、イヤーローションで洗ってあげることが大切です。

耳の中が脂っぽい子にイヤーパウダーを使い、その場しのぎのサラサラお耳を作らないようにしてください。

パウダーと脂が混ざって固まってしまい、耳トラブルの原因になります。

耳の中のお手入れを嫌がる子は多いのですが、耳のお手入れは絶対必要です。飼い主さんも練習して犬が嫌がらない方法を習得して継続的に続けるように頑張ってください。

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